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ヨネックスに次いで、バドミントンラケットでは2番手といってもいい。それも知名度的に2番手であって、ラインナップも増えて選択肢も広がった。このままいけば脅かす事もできるはずだ。
契約選手に佐々木翔、池田信太郎という選択も非常に面白い。玄人にもいい、初心者にもいい、そんな二人がWilsonを熱くしている。
シャトルはこれからだろうか。まだ見た事が無くはっきりとは言えないが、力をしっかりと取り組んでくれれば、今の知名度も後押しをしてくれるだろう。品質に大きく響くシャトルで勝負ができるようになるなら、今後が非常に楽しみだ。
スポーツ最大手のミズノ。それだけに妥協しないという点でシャトルの品質はいいものがある。他メーカーでは品質がすぐに変化するが、
ミズノにはそれが少ない。安心して、しかもヨネックスよりも低価格なのは嬉しいところ。
日本代表選手にシューズを提供しているだけあって、シューズは既に広くユーザーを掴んでいる。足型がヨネックスと大きく違い、同じサイズでも履き心地が全然違う。細めの足の方は是非ミズノを試して欲しい。
契約は日本リーグのJR北海道と日本ユニシス(シューズ)。JR北海道は選手を増やせない若干地味めなチームで知名度の貢献は若干薄いか。ユニシスは面白いがシューズだけでは厳しい。あと数チーム完全契約できれば非常に面白いのだが。
日本ユニシスの女子チームとウェア契約をして一気に知名度アップを図った。これだけの攻撃的な戦略はクンプー規模では
大変な一歩だったのではないだろうか。このような動きはバドミントンを盛り上げていく上で非常に重要であって、このような姿勢は他社にも是非見習ってもらいたい。
一つ問題なのは、品質で強くアピールすることができていないという事である。シャトルにしても価格勝負、前述のウェアも、品質よりもデザインがまず重視される
部門であって、どうにも話題を先行させている感が否めない。もっと品質での売り込みができるようになってくれば、この行動力なら一気に上位メーカーになれるだろう。
フランスのテニスメーカーが日本進出。ラケットとシューズの性能はトップと匹敵するといっていいだろう。ユーザーも非常に多く、品質がとても先行している。
知名度にしても、トリッキーパンダースとの契約で対抗馬のメーカーには勝るとも劣らない。ヨネックスを追っかけてもいい存在であることは間違いない。
だが、何故この位置かといえば、今のBabolatには日本で売り込もうとする気持ちがどうしても感じられない。ホームページを見ても代わり映えしない。シューズも
メンズとレディースの1種類ずつ。ラケットはXfeelから新製品が発表されない。
このまま現行商品で勝負するつもりなのだろうか、それともバドミントンから手を引くつもりなのだろうか。これだけユーザーを囲っておきながらこの状況では、このサイトでも一押しできない。メーカーの、バドミントンへの熱い気持ちを魅せて欲しい。
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ラケット:トップライトなら品揃えも良い。良い意味で差別化。
バドミントン専門メーカーとして特色を出そうとしているモアだが、ある程度押していけるのはトップライト系のラケットだ。他をみるとTシャツやアクセサリなどの特売商品。プレーに直結する部分ではまだ答えを出すことはできていない。残念ではあるがこれが現実。トップメーカーと張り合う力はまだ無いかもしれない。
だが、そんな状況でもサービス、地域性で強く売り込みを計っている部分は評価できる。どちらにしても品質を打ち出さないことには何もできないわけだが、この姿勢は必ず結果を生むことだろう。
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ストリング:価格を抑えたのは学生にはありがたい。
ストリングマシン:電動の業務用に近い品質のものを、バドミントン専用にすることで価格を抑えた。(こちら)
過去、ゴーセンが輝いていた時期が確かにあった。シャトルの品質、ラケットの個性あるラインナップ、そしてストリング品質。親企業が変わるという
企業体質にはその栄光を維持するのは難しかったのかもしれない。今では見る影もなく、一通り落ち着いてしまっている感がある。特異な分野が作れない
のは、痛い。
そんな中でも面白いのが、定価840円のストリング。消耗品のストリングをこれだけ価格を抑えられるのはありがたいの一言に尽きる。1ヶ月数本切れれば小遣いも
飛ぶ。学生には本当にありがたい商品だ。
そしてバドミントン専用電動ストリングマシン。テニスの機能を省いて価格を抑えるという発想は、総合メーカーではなかなかできない。バドミントンプレイヤー
からしたら当たり前の発想が、どうしても業務用ということでテニスと両方考えてしまいがちなストリングマシンをバドミントンに絞れるというのは、企業としては
冒険だったのかもしれない。価格は高いが、将来を見据えるなら決して損はしない買い物になるはずだ。
ただ、ゴーセンにはシャトルの品質、そして価格で勝負して欲しい。ストリングの発想をシャトルにそのまま移し、消耗品大手になれるだけのメーカーで
あると思っている。もっと攻め込んでいたゴーセンに戻れる日を期待している。
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ラケット:独自の形状をぶれずに突き進む。抜きは一級品。
ラケットの独自の形状を突き進むスタイルは過去から続くプリンスの伝統である。卵型から一歩修正を加えたのも最初はプリンスだった。それがどうしてもスタンダードになれないのは行動力の差だろうか。片手間ではユーザーの心は掴めない。
それでもグロメットレスどころかフレームに空洞を空けてしまうような独創性は、高い技術力の表れのはずだ。それをもっと評価してもらう為には、ホセマリの力だけでは難しい。ホセマリを中心としてもっと強いアピールが無ければ、このままキワモノとしての立ち位置で終わってしまう。変化を、アピールを。